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雨しずく草蜘蛛(くさぐも)の巣に重かろか
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もつれあう黄蝶の(ほむら)川へ伸ぶ
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糸切れし蓑虫(みのむし)の噛む砂の味
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初蝶の雨の矢かわすことすでに
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蝉の四肢(くう)()きて聴くレクイエム
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これよりの天地創造蜘蛛(くも)の糸
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羽根に(つゆ)びっしり乗せてとんぼ死す
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身をゆするカマキリの今一草いっそう
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身を染めて明日に(ちぎ)るとんぼのように
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秋蝉あきぜみの寄るの爪に胸を貸す
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おおぞらをいだあしして蜻蛉とんぼ死す
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樹を鳴かすにいにい蝉の何処(どこ)に居る
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金色(こんじき)金蠅(きんばえ)の引き換えしもの
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道渡るでで虫あっちに何あらん
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あおむけるうつぶせる地の蝉時雨(せみしぐれ)
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まっ先に己が奈落(ならく)へ蟻地獄
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 ()に上げし足下(そっか)(あり)のひた走る
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まなかいの(たま)見失う糸とんぼ
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まばたきの光陰こういん初蝶(はつちょう)産み落とす
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初蝶の野路のじに真白き試し書き